
テキサスホールデムポーカーとは何?
カードの役の強さで競い合うポーカー。
ポーカーはディーラーと対戦するものやプレイヤー同士で対戦するものなど、いくつか種類があります。
ポーカーは対戦相手を全員ゲームから降ろさせたら勝ち。
手札を公開する前に、全員が降りれば自動的に残っている人が勝ちになります。
つまり、弱い役だとしても嘘をついて勝つことが可能なんです!
相手の賭け金が本当に強いものなのか、弱いのに相手を降ろさせるための金額なのか・・・はたまた、どれくらいの金額なら相手を釣れそうか・・・お互いの心理を読み合う楽しさがあります。
数あるポーカーゲームの中から、特にメジャーなテキサスホールデムは今世界で一番プレイされており、世界大会が開かれるほどの人気を誇っています。
ポーカー=テキサスホールデムと言っても過言ではありません。
テキサスホールデムポーカーは、カジノの中で唯一プレイヤー同士で対戦できるゲームです。
今回はそんなテキサスホールデムポーカーのルールと遊び方ついて詳しく紹介していきたいと思います!
テキサスホールデムポーカーの基本ルール
早速テキサスホールデムポーカーの基本ルールについてみていきましょう。
ディーラーがプレイヤーにカードを2枚ずつ配り、時計回りにアクションをしていきます。
できる選択肢は、ゲームから降りる(フォールド)か、テーブル上で賭けられている一番高い金額に合わせてチップを賭ける(コール)か、さらに倍賭け(レイズ)をするか。
テーブル上の賭け金が揃えば、チップが集められます。
この後、場に全員共通のカードが3枚オープンします。
先ほどと同じようにアクションをしていきます。
誰もチップを賭けていない状態であれば、パス(チェック)もできます。
全員のアクションが終われば、全員共通のカード4枚目がオープン。
同じように時計回りでアクションしていきます。
全員のアクションが終われば、全員共通のカード5枚目がオープン。
同じように時計回りでアクションしていき、ゲームの残った人たちで手札をオープンします。
全員共通のカード5枚と自分の手札2枚の計7枚の中で、一番強い役を作れた人が勝ち。
それまで全員が賭けていたチップ総取りです。
テキサスホールデムポーカーの役(ハンド)とランクについて
テキサスホールデムポーカーは2が一番弱く、2→3→4→・・・Q→K→Aの順番で強くなっていきます。
テキサスホールデムポーカーで使われる役と、その強さについて紹介していきます。
ハイカード
ハイカードとは勝負するトランプ5枚の中で、何も役ができなかった状態。
ハイカード同士の勝負の場合、よりAに近い役を持っている人の勝ちになります。
ワンペア
ワンペアは名前の通り勝負する5枚の中で、1組のペアができている状態。
ワンペア同士の勝負の場合、よりAに近いカードのペアを持っている人の勝ちになります。
ツーペア
ツーペアとは勝負する5枚の中で、2組のペアができている状態。
ツーペア同士の勝負の場合、よりAに近いカードのペアを持っている人の勝ちになります。
スリーカード
スリーカードとは勝負する5枚の中で、同じカードが3枚揃っている状態。
スリーカード同士の勝負の場合、よりAに近いスリーカードを持っている人の勝ちになります。
ストレート
ストレートは勝負する5枚の中で、5枚連続した数字のカードがある状態。
一番強いストレートはAKQJ10。
一番弱いストレートは5432A。Aをまたいで使うことはできません。
(JQKA2などは不可)
フラッシュ
フラッシュは勝負する5枚の中で、5枚とも同じマークである状態。
フラッシュ同士の勝負の場合、よりAに近いフラッシュを持っている人の勝ちになります。
フルハウス
フルハウスは勝負する5枚の中で、ワンペアとスリーカードができている状態。
フルハウス同士の勝負の場合、よりAに近いフルハウスを持っている人の勝ちになります。
フォーカード
フォーカードは勝負する5枚の中で、同じカードが4枚揃っている状態。
フォーカード同士の勝負の場合、よりAに近いフォーカードを持っている人の勝ちになります。
同じ数字のフォーカード同士の場合、残り1枚の手札の強さでの勝負になります。
ストレートフラッシュ
ストレートフラッシュとは勝負する5枚の中で、5枚連続した数字で5枚とも同じマークのカードがある状態。
ストレートフラッシュ同士の勝負の場合、よりAに近いストレートフラッシュを持っている人の勝ちになります。
一番強い役はA、K、Q、J、10のストレートフラッシュ。
これをロイヤルストレートフラッシュ(通称ロイヤルフラッシュ)と呼びます
テキサスホールデムポーカーの遊び方・ゲームの進行方法
実際にテキサスホールデムを遊ぶ時のゲームの流れについて解説していきます。
テキサスホールデムポーカーの遊び方:ゲーム開始の準備編
席に着く
まず、遊ぶテーブルを決め、席に着きます。
心理戦が重要なテキサスホールデムにおいて、席順は侮ってはいけません。
仲間内で遊ぶときなどはくじ引きなどで公平に決めましょう。
ポジションを決める
着席後、最初にプレイヤーの中から「BTN(ディーラーボタン)」の位置を決めていきます。
ディーラーボタンは各ラウンドでのアクションを最後に行うことができます。
プレイヤーの中で最も良いポジションです。
そしてBTNから時計回りに「SB」、「BB」、「UTG」と決まっていきます。
ブラインド(強制ベット)
カードが配られる前に、SBとBBがそれぞれ「ブラインド(強制ベット)」を行います。
各々のプレイヤーが払うべきアンティ(ゲーム開始時に支払う参加費)が無いからです。
一般的に、BBがSBの2倍ほど多く払います。
カードが配られる
ブラインド後、ディーラーが時計回りに各プレイヤーに伏せた2枚のカードを配っていきます。
ここで配られたカードが各プレイヤーの「ホールカード(手札)」となります。
カードが配り終わったら、いよいよアクション開始です。
テキサスホールデムポーカーの遊び方:ゲーム本番(ベッティングラウンド)編
第1ラウンド:プリフロップラウンド(ホールカードのみの状態)
SBとBBはすでにベットしているので、最初にアクションを行うのはUTG。
配られた2枚のホールカードを見て何をするか決めます。
各プレイヤーが起こせるアクションは以下の通りです。
フォールド:ゲームを降りること。賭けた金額は全額失われます。
コール:自分以前のプレイヤーと同額の金額をベットすること。
チェック:何もせずにパスすること。様子見。(プリフロップ時は不可)
レイズ:他のプレイヤーのベット額以上の金額を上乗せして賭けること。
リレイズ:他のプレイヤーのレイズ額以上の金額を上乗せして賭けること。
ディーラーまで順番が回った後、SBとBBは自分の意志でアクションを行っていないので、プリフロップの段階でのみ「オプション」という、何かしらのアクションを行う権利が与えられます。
フォールドしなかったプレイヤー全員が同額ベットし終わると、一か所にチップを集め(この集める場所をPOT(ポット)という)、次のラウンドに移ります。
第2ラウンド:フロップラウンド
(テーブルにコミュニティカードが3枚ある状態)
フロップラウンドが開始されると、遂に3枚のコミュニティカードが卓上にオープンされます。
プリフロップと同じ流れでゲームが進んでいきますが、ここではブラインドが無いので、「チェック」を行って様子見を行うことが可能となります。
全員がチェックを行えばフロップは終了。
誰かがベットした場合は、プリフロップ同様コールかレイズをしていきます。
全員のベット額が同じになればラウンド終了。
ポットして次のラウンドへ移ります。
第3ラウンド:ターンラウンド
(テーブルに4枚目のコミュニティカードが出た状態)
ターンラウンドが開始されると、4枚目のコミュニティカードが追加されます。
プレイヤーは再び役を作ります。
流れはフロップラウンドと同じです。
第4ラウンド:リバーラウンド
(テーブルに5枚目のコミュニティカードが出た状態)
とうとう最終ラウンドです。
最後のコミュニティカードが追加され、役を完成させます。
流れはフロップラウンドと同じです。
ショーダウン
全てのラウンドが終了したので、残ったプレイヤーの中から勝者を一人決めます。
勝者はポットのチップをすべて獲得できます。
これで1ゲーム終了です。
次のゲームに進む際にディーラーボタンの位置が左隣のプレイヤーに移動します。
テキサスホールデムポーカーまとめ
他のプレイヤーのことを読むのに集中しすぎて無防備になり、自分のことを読まれてしまっては元も子もありません。
自分の振る舞いにも十分に気を付け、ポーカーフェイスを心掛けてください。
素直に賭けていくと読まれてしまいますので、時には逆の思い切った行動もしてみるのもおすすめです。